
※本記事にはバドミントンの解説文中に一部広告文を掲載しています。
日本国内はもちろん、世界でも大人気のスポーツがバドミントンです。
世界大会やオリンピックでは、一時テニスをも上回るほど多くの人が観戦していました。
そんなバドミントンの魅力はいったいどこにあるのでしょう?
また、バドミントンの魅力に取りつかれて、競技を始めるジュニアも急増しているのだとか。
ここではバドミントン初心者の練習のコツや、上手くなる方法をお伝えします。
バドミントン初心者が上手くなるコツと方法とは?
バドミントン初心者は、ジュニアも含めてまだラケットの扱いに慣れていません。
初心が上手くなるためには、
1,持久力を付ける練習方法であること。
2,正しい練習方法を反復練習すること。
3,熟練者(上手い人)に指導してもらうこと。
バドミントン初心者が上手くなるには、この3つが大変大事な要素になります。
重要なことです。
ではここから、バドミントン初心者向けの基本練習方法をご紹介します。
バドミントンラケットの素振り練習
野球やテニス卓球など、道具を使用するスポーツでは素振りは欠かせない練習の一つです。
バドミントンはいろいろなショットを打つのが特徴ですから、
各ショットを正しく打ち込むためにも、その基本となるのが素振りです。
素振りと言っても安易に考えないでください。
素振りを正しく行なうことで正しいフォームが身につきます。
ちなみにバドミントンは、初心者がいきなりシャトルを打つ練習はタブーとされています。
その理由は、
「正しくないフォームでシャトルを打つ癖が身についてしまうと、
修正するために時間がかかってします」からです。
素振りは地味な練習で面白くないかもしれませんが、繰り返しますが
「バドミントンの素振りは上達の第一歩」
ということをくれぐれも忘れないで下さい。
以下、素振りのメニューをお伝えします。
・フォアハンドで上から下への素振り
・フォアハンドで下から上への素振り
・バックハンドで上から下への素振り
・バックハンドで下から上への素振り
・オーバーヘッドストロークでの素振り
こういった各素振りを最低でも50回は行ってください。
素振りを甘く見ず、素振りによって大切な基本的なフォームを身につけてください。
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バドミントンに必須のフットワーク練習
バドミントンの試合を見ていると、選手たちのフットワークのすばらしさに驚かされます。
いくら強いスマッシュを打てても、フットワークが悪いとすぐに相手に読まれてしまい、
遠い場所やネット下にシャトルを落とされてしまいかねません。
バドミントンにはフットワークの良さが一番重要と言っても過言ではありません。
ですから初心者がまず最初に行うべき練習はフットワークトレーニングなのです。
実際に試合では素早い動きで、いち早くシャトルの落下点に移動しなければなりません。
シャトルが拾えなければ、それでポイントを落としてしまい、結果試合に負けてしまいます。
スマッシュやレシーブが多少弱くても、フットワークが良ければ試合のペースをリードできます。
逆に言えば、
「フットワークをしっかりと身につけていれば、シャトルを打つ時にもしっかり体勢が作ることができ、
相手に強いショットを打ち返すこともできるようになる」
ということです。
フットワーク向上のためのお勧めの練習方法は、
「コート内フットワークの反復練習」です。
・まずラケットを持ちコート中央に立ち、スタートしてコート右奥へ移動。
・そこで素早く素振り、サッと中央へ戻りここでまた素早く素振り。
・次にコート左奥に素早く移動して、素振りを行い中央へ戻る。
・次に右ネット際に移動して、素振りして中央に戻る。
・次に左ネット際に移動して、素振りして中央に戻る。
初心者はまずこの一連の流れをしっかり身に着けてください。
慣れたらタイムを計測するのも良いことですし、慣れるまで3~5セット行うようにしてください。
また、移動する場所を変えてやるのも方法です。
この練習は持久力も付きますので、繰り返し行うことが肝要です。
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バドミントンの基本①一人シャトル打ち
バドミントン初心者はまずラケットとシャトルの扱いに慣れることが大事です。
そのための練習として、1人でできるシャトル打ちが有効な方法です。
シャトルを真上や、やや斜め上に打ち上げてラケットで再び打ち返します。
これを繰り返し行う練習です。
スマッシュやレシーブといったバドミントンの高度な技術を習得するために、
まずはこの練習を繰り返し行ってください。
もちろんシャトルを落とすまで何度もでもチャレンジしてください。
時には強く打ち上げる、時には弱く返す…
この練習を行うことで、どのくらいの強さで打つと、どの程度シャトルが飛ぶのか、
あるいはラケットのどの部分で打つ良いのかといったことが体感として覚えられます。
バドミントンの基本②シャトルキャッチ
この練習は一人シャトル打ちの延長と言える練習法です。
やり方はフォアハンドでシャトルを高く打ち上げ、ラケットでキャッチします。
キャッチしたシャトルを決して落とさないようにしてください。
またキャッチの仕方に課題があります。
・フォアハンドキャッチで連続10回
・バックハンドキャッチで連続10回
・次に前後左右に打ち上げてのキャッチ連続10回
なお回数については、自身のレベルに応じて設定しても良いでしょう。
バドミントン初心者にとっては最初は難しい練習ですが、
慣れれば問題なくキャッチできるようになるはずですし、
前後左右への打ち上げを行うことで、持久力アップとステップワークの練習にもなります。
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バドミントン応用練習壁打ち
バドミントンの壁打ちは、一人でできる練習メニューの定番でテニスでもよく行われる練習法です。
この壁打ち練習は初心者だけでなく、上級者も取り入れている練習法です。
壁打ちは単純な練習ですが、バドミントンの基本をしっかりと身につけるためにも、
ぜひ取り入れるべき練習で、特にレシーブにおける基本を習得することができます。
壁打ちの対象である壁は硬い壁面であればどこでも問題はありません。
バドミントン初心者のラケット操作テクニックや、レシーブテクニックのレベルアップには、
必要不可欠な練習メニューですから、ぜひ真剣に取り組んでください。
やり方のコツとしては、
・壁にランダムに打ち続け打ち返す
・これをフォアハンドのみで行うこと
・さらにバックハンドのみで行うこと
・フォアハンドとバックハンドの両方で行うこと
・レベルが上がったら壁に円形のような的を描き、そこに狙って繰り返し打つこと
練習時間や回数は自身のレベルに応じて、最初は30秒とか連続10回から始め、
少しづつ増やしていくのがコツです。
壁打ちによって強弱をつけてシャトルを打つテクニックや、
レシーブテクニックの向上、さらに連続1分行ったるすることで持久力アップにもつながります。
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バドミントンの基本の打ち方
ではここで、バドミントンの基本の打ち方をご紹介いたします。
バドミントンの基本の打ち方7パターン
・スマッシュ
・ドロップ
・カット
・プッシュ
・ヘアピン
・ドライブ
・ハイクリア
これ以外にもありますが、基本的にはこの7種類と考えてください。
バドミントンの基礎打ちとは?
バドミントンの基礎打ちはウォーミングアップを兼ねて行います。
これまでの練習に慣れ、それなりに打ち返すテクニックを習得出来たら、
次の練習法として基礎打ちを取り入れましょう。
バドミントンの基礎打ちとは、2人で行い決められたショットで打ち合う練習方法です。
基本的には1対1でシャトルを打ち合い、同じ場所に打ち合います。
基礎打ちを行うことで、ウォーミングアップとなりさらにはフォームの確認、
シャトルのコントロールが身に付くなど、さまざまな効果が期待できます。
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バドミントンが上手い人の特徴
バドミントンが上手い人の特徴として以下の点が挙げられます。
・根気よく練習に取り組み、基本練習を怠らずに行っている。
・ラケットの扱い以上に、フットワークを磨き常に素早く動く練習を行っている。
・持久力を付けるためのトレーニングを欠かさず行っている。
・メンタル的に強くあるために、あえて辛い練習を取り入れている。
・バドミントンの熟練者にコーチを受けている。
こういった点が挙げられますが、さらに全日本クラスの選手ですと、
日夜生活の中にバドミントンの要素を取り入れて、日々バドミントンに向かい合っています。
たとえばオリンピック候補になった選手ですと、壁打ちを毎日1万回行うといったエピソードがあります。
つまりバドミントンの上手い人は、練習に対して真剣に向かい合い人一倍練習に取り組んでいる、
ということですね。
バドミントンが上手い人に学ぼう
バドミントンが上手くなるには、バドミントンが上手い人のコーチを受ける、
極論すればそういうことになります。
とはいえ、そばにバドミントンの熟練者が常にいるとは限りません。
今の時代はネット環境さえあれば、著名なバドミントン熟練者の教えを受けることもできます。
以下のコーチングノウハウがお勧めです。
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バドミントンの記事まとめ
バドミントンは一見易しい競技に見えますが、じつは大変ハードで過酷なスポーツなのです。
世界大会も開催され、オリンピック競技にも採用されていますので、
近年はバドミントン競技人口はうなぎのぼりとまで言われています。
そんなバドミントンを始めるなら、お伝えしたように基本練習を怠らず、
繰り返しの応用練習も積極的に取り入れてください。
さらにバドミントン熟練者の指導を受けることで、バドミントンテクニックは、
飛躍的に向上するはずです。
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